「バブル崩壊後の家族」

バブル崩壊後 夫は責任を取って代表取締役を辞任。事務所は後輩に譲りました。

 

それから 離婚に至るまで  7年。

色んな事がありました。今はもう 思い出せない

事もたくさんありますね。

 

夫が操縦する船が 何処に行こうとしているのか?  解らなくて  ただ 信じて乗っているだけ

辛かったなぁ  

夫は 夫婦で話し合うことが 嫌いでした。

妻は黙ってついてくればいいと。でも、それだけ男としての責任感を持っているのだとも思ってました。

私が1番心がけていたのは  夫のプライドを傷つけないこと。

だから、極力  夫のする事に口を挟むことはしませんでした。

でも、時には 夫の考えを尋ねたり  自分の気持ちを話したくなることがありました。

当たり前ですよねー  

 

結局、言われたのは

「夫婦は話す必要がない。それは お前の好みだ」でした。

 

私は 夫婦は 共に人生を歩むパートナーだと思っていたので  その言葉は  離婚を決意する

一つの理由になりました。

 

夫も 苦しかったのだと思います。

自分の心の中を そのまま 出す事が出来なかった。カッコ悪い姿は 誰にも出せなかった。

そんな気がします。

 

でも、次第に 家にいると いつもゲームをし

お酒を飲み息子に 手を上げるようになり  以前にも増して情緒不安定で  私は  心が休まる事はありませんでした。

 

金銭的にも  夫が○月にはこうなるから という  話しは ことごとくダメだったと聞かされ  義姉から 借りてくるようになりました。どんどん追い詰められていきました。

 

夫には  何度も 「貴方が働いてと言ってくれたら 私はすぐ働くから」て伝えていて

勝手に働くことは 夫のプライドを傷つける

と思っていた私でしたが  義姉に対して

申し訳なくて  働くようになりました。

 

つづく